2024年8月3日(土) 11:00 – 16:00 日本時間(JST)に、秋葉原第1電波ビル8Fにて、開催予定の つくまたでISHI会にてInverterPuzzle 3Dをします!
興味のある方は、ぜひ、見に来てね!!!
2024年8月4日(日)に、秋葉原にて、ぶっちゃけこれに参加される秋田先生と雑談会を開きます。
こちらも、ぜひ、参加してみてね!
作成記
InverterPuzzle3D とは何か?については 詳細説明をご覧ください。
今回のポイント
今回は、どれだけ労力を少なく、かつ、前回の余りのレジンで作るか?に焦点を当てて制作しました。
下記のものは3D印刷業者にお願いすることとしました。
- 労力がかかるもの
- コンタクトとVIA
- 小さく数が多いため、サポート材を削り取る労力がかかる
- P-SubとN-Well
- これらは嵌め込み穴があるため、これにはめ込む部品が嵌るように削らないといけないため、労力がかかる
- 酸化膜
- 1.3mmしか厚みが無いため、どうやっても反ってしまう
- コンタクトとVIA
- 余りレジン
- P-Sub以外
- これ以外はほぼ余りまくり
- P-Sub以外
余りレジンを使う
印刷
各種部品の光造形プリンタで印刷をします。
前回は時間短縮のために横置きにした(積層なので縦が無ければ長いほど時間がかかる)のですが、今回は縦型で印刷しました。
理由は、横の場合、時間がたつと沿ってしまう部品が出たためと角の印刷が甘くなって変な丸みが出たためです。
一印刷、大体5~7時間でした。
業者にオーダーする
PCBWayを利用しました。理由は下記の条件を満たすところがここしかなかったというだけです。
PCBWayは「出来上がりに文句を言わない」という条件であれば、どんなものでも印刷してくれるようです。
- 選定理由
- パーツの各色が重要なため色の選択肢があること
- 案外、色は選べない
- 1.3mmや7mmなどの小型パーツがあるためこれが印刷できること
- 10mm以下は無理とある
- パーツの各色が重要なため色の選択肢があること
オーダー
STLを作って、あとはサイトにアップロードすれば、オーダー可能です。
PCB基板などを注文したことあれば、迷うようなことはないかと思います。
到着
最悪、酸化膜は粉々に割れたものが届くかと思ったのですが、そんなこともなく全部正常なものが届きました!
PCBWayさん、ありがとう!!!
仕上げ
着色
VDDやVSS、INとOUTポートが分かり易いように黒や白のレジンで着色し、紫外線で硬化します。
磁石埋め込み
3D的に組むために必要な磁石を書く穴に埋め込んでいきます。
これが地味に労力がかかるところですが、短縮法が思いつかず・・・
ラベル印刷
コンビニのシール印刷で、ラベルを印刷します。
これが一枚200円なので、地味に原価が一番高いものです。
完成!
組立実験して、あとはパッケージして、完成です!
心残り
本当なら、#10000くらいの液体研磨剤などで磨くとよい艶などが出てよりよくなるのですが、労力の限界でここまでです。
あとは、その方向で全部を灰色などにして、塗装する方向で仕上げるのもやってみたいところですが、磁石部のマスキングなど地獄が見えるので、保留中です。