IEEE SSCS Open-Source Ecosystem Chipathon 2024に日本から2チームがエントリーしました。
Chipathonはあるルールに基づいて、チームで半導体(ASIC)を数か月かけて、設計~製造までやり抜くプロジェクトです。
ですが、趣旨としては「素人歓迎の半導体人材育成」ですので、やる気さえあれば、ASICや半導体に関する知識は不要です。
本年度ルール
本年度は基本的には「チーム」ではなく、「個人」または「小規模グループ」でやることになります。
- ターゲット回路
- fifty-niftyと呼ばれる2個のトランジスタを組み合わせて出来る回路
- 実際のOPAMPやADC/DACなどのたいていのアナログ回路は、このfifty-niftyを複数組み合わせることで作られているという論文がもとになっている
- fifty-niftyと呼ばれる2個のトランジスタを組み合わせて出来る回路
- 設計方法
- AIによる自動設計でやる(手動Layoutは対象外)
- AI自動生成環境セットアップ
日本チーム
SaltyChipチーム
- Yuta Shiomi(リーダー)
- M.Yamada
- Bo-Yu Tseng
ターゲット回路
- Transmission Gate
- MIM Capacitor
- DACを作ることが目的
- Current Mirror
- Regulated Cascode
- カレントソースを作ることが目的
ISHI-Kai LNAチーム
- Noritsuna Imamura
ターゲット回路
- Low noise amplifier
活動場所
日本チームに関しては、ISHI会Discord内の「2024_sscs-pico-chipathon」チャンネルで活動しております。
また、毎週木曜日はChipathonもくもく会もやっておりますので、どんなことをやっているのか?気になる方は覗きに来てもらえればと思います。
定例もくもく会
- 毎週木曜日の21~24時
- 適当な時間に集まって、適当にもくもくする会です。